兵庫教育大学学校教育学部附属中学校総合学習「国際理解」

日本の文化を体験しよう!!
〜わらじと竹とんぼづくり〜

 日時:2003/5/30(金)
 場所:兵庫教育大学附属中学校
   講師 松浦正史
  アシスタント 森山,市原,島田  

 附属中学校での総合学習「国際理解」において,日本の文化を体験する講座が開催されました。本研究室では,わらじづくりと竹とんぼづくりの講座に参加しました。


  

 講座の前日,わらじづくりに用いる簡単にジグを木工室で製作しました。長方形の木材にビニール紐を引っ掛ける6本の杭を立て,クリップで固定するものです。また,竹とんぼを試作し,作業のポイントを整理しました。

 

 当日,生徒はそれぞれの講座にわかれ,体験活動に参加しました。わらじづくりでは学校長である松浦先生よりじきじきに指導を受けます。最初は鼻緒のないタイプを練習で製作し,その後鼻緒付の本番製作に取り掛かりました。

   

  ここでは,前日に製作したジグが大活躍。生徒もはじめて作るわらじに悪戦苦闘しながら,本当にわらで作ることを想像して,昔の人々の技能のすばらしさに触れていきます。集中した作業は2時間続き,素敵なミニわらじが完成しました。


 竹とんぼの講座では,担当の先生と森山,島田が指導にあたりました。実習中の教育実習生もまじえて賑やかな講座となりました。

  

 最初に製作のポイントとして,羽を付ける位置,角度,小刀の使い方や安全の注意などを行いました。小学校などで竹とんぼを製作した経験の生徒は,3名ほど。はじめて作る生徒が大部分という中,小刀での悪戦苦闘が始まりました。

   

 最初はなかなか竹が削れず,苦労する生徒がほとんど。しかし,しだいに羽の形ができ,竹とんぼらしくなってくると,生徒達の瞳が輝き始めます。テストフライトをすると,がぜん張り切る生徒達。「今度は軽量化だ」,「少しあぶって角度の調整だ」と,より長い飛行を目指して改良がはじまりました。

   

 たった2時間の短い講座でしたが,「竹とんぼっていつからあるのかな?」,「どうして竹なんだろう?」といった疑問も生まれ,古くから受け継がれる文化に触れると共に,そこに含まれている技術のすばらしさと,ものづくりの楽しさを味わうことができました。この体験をきっかけにどんな自文化理解が図られるか,楽しみにしています。


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