更埴市総合文化会館「あんずホール」

「夏休み創作教室 2001」

日時:2001/8/7(火)〜10(金)
場所:あんずホール創作教室
受講生:更埴市内の小学生(4〜6年生),26名

講師:森山潤,TA:技教研院生・4回生,学校教育臨床演習(情報・技術)受講生

 例年になく暑さの厳しい中,今年も更埴市総合文化会館「あんずホール」の「夏休み創作教室」が開催されました。昨年に引き続き,学校教育臨床演習(情報・技術教育)の受講生と,技術専攻の学生・大学院生(TA),森山が講師を担当し,4日間の2教室で,計26名の小学生(3年生〜6年生)と工作を楽しみました。


 

 先生役の学生は,7月に製作題材を分担し,それぞれに試作と教材研究を行います。その際に撮影した画像を使って,PowerPointによる教材を準備してきます。教室の最初は,この教材を用いて,製作工程の概要を知らせ,材料の確認,仮組みなどを行います。この時,装飾すべき部材の方向や位置を把握させることが大切です。

  

 作り方がわかったら,早速,製作題材ごとに作業開始です。部品加工を始める子ども,デザインを考える子ども,デザインを部材に写し取り,彫刻する子ども,それぞれに真剣な作業が続きます。 

 

 夏休み創作教室には,毎年,地元更埴市のケーブルテレビと,市役所広報課の方が取材に来られます。「子ども達,とても楽しそうですね。」,「毎年,この教室は盛況ですね」など,嬉しい言葉かけも頂きました。

  

 製作題材は,基本的には小学生向けに準備されたものですが,キリによる穴あけ,釘による接合,糸鋸や両刃のこぎりによる切断など,少しでも道具体験を豊かにできるよう,設計を変更しています。今回,はじめて「キリ」や「ゲンノウ」を使ったという子どもも決して少なくありません。しかし,このような作業は自然と子ども同士の関わりを増やし,友達や兄弟で助け合ったり,支え合ったりしていきます。

  

 最初は,学生の師範作業を子どもが観察したり,手を添えたりし,次に端材を使って学生が手を添え,練習をします。そうしているうちに,コツをつかんだ子どもは,「道具を使いこなすこと」の楽しみを感じ,「自分の力でやり遂げたい」と思い始めていきました。ニス塗りも二度塗りの時には,ずいぶん手付きが良くなってきます。 

 

 2日間の教室はアッという間に終了しました。なんといっても,完成した時の喜びは格別です。学生とのコミュニケーションを楽しみにしている子どもも多く,「先生,来年も来てくれる?」との言葉に感動する学生も。はじめて「先生」と呼ばれた学生にとっても,教育実習に向けた貴重な臨床体験となったようです。


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