USA/ニューメキシコ州/アルバカーキ

第66回ITEA IMaSTプレ・ワークショップ
Integrating Technology Education with other Services

訪問日:2004年3月(森山 潤)


 

 大会の前日には,主として現場の先生を対象としたワークショップが開催されます。我々は,イリノイ州立大学CeMaSTの主催する"Integrating Technology Education with other services"に参加しました。参加者は,我々,3名の日本人,アメリカの理科の教員2名を含む16名でした。


  

 最初は,ルポ先生とサッチウェル先生によるIMaSTプロジェクトの考え方に関する講義が行われました。その後,一つの学習活動例として,7年生用の学習モジュール「Shaping Our World」より,簡単なモーターの製作を体験しました。日本でも有名なクリップモーター作りと同じです。違うのは,電池のサイズです。四角くて,爆弾のような形の電池に驚かされました(帰りの飛行機での手荷物検査も気になりましたが・・・)


  

 活動は,数学的な学習から入ります。コイルを巻くジグの直径を計測し,このジグで8巻,プラス両端に8cmずつ伸ばすとして,必要な銅線の長さを計算します。計算した後,先生からその長さの銅線をもらい,コイルを制作します。


  

 日本から参加した3人組みも,学生気分に戻って,楽しく取り組みました。東京学芸大学の田中先生も悪戦苦闘!?。わからないところは,サッチウェル先生に教えてもらいながら,作業は進みました。


  

 大きめのクリップをまげて,電池に取り付けます。クリップと端子を接続するねじ込み式のコネクタは大変便利でした。現場の先生たちも,作業は真剣です。理科的な活動としては,いわゆる磁力線と電流と力の関係(フレミングの法則)が取り扱われています。


    

 ついにクリップモーターの完成です。なんと,我々日本人チームが最初に完成させることができました。とてもパワーのある電池のおかげで,モーターは快調に回転しました。右側は,avi形式の動画です(1.71M)。

 プレ・ワークショップは,多くのカリキュラム開発プロジェクトにとって,教育現場への啓蒙を図る重要な場所となっています。なお,IMaSTプロジェクトは,昨年をもってすべてのカリキュラム開発を終えました。最終的な各学年の学習モジュールは以下の通りです。

6年生  Tool for learning, Patterns of Mobility, Patterns within us, Patterns around us, 
 Patterns of weather, Patterns above us, Patterns below us
7年生  The Body work, Shaping our world, Living on the edge, Manufacturing, Forecasting
8年生  Animal habitats, Human settlement, Systems, Communication pathway

 教科書や指導書などのリソースは,いずれも,Ronjon Publishing. Incより出版されています。詳細は,以下のサイトにて。

Ronjon Publishing. Inc     http://www.ronjonpublishing.com/imast.html

CeMaST・IMaSTプロジェクト http://www.ilstu.edu/depts/cemast/imast/imasthome.htm


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