アメリカ合衆国/マサチューセッツ州/ボストン市

マサチューセッツ工科大学
Massachusetts Institute of Technology, Boston

訪問日:2001年3月


 

 アトランタでのITEA年次大会への参加の前に,ボストンのMITに立ち寄りました。MITには人文社会,工学,自然科学,ビジネス,建築など,5つの学部があり,約1万人の学生が約3000名の教官のもと,学んでいます。

 

 ここはMITメディアラボです。パパートがLogoを開発したところとしてあまりにも有名です。研究上の機密事項が多いため,セキュリティのレベルが高く,外部の人間が勝手に研究室に入ることは許されません。

 

 今回,訪問したのは,言語学・日本文化講座の教授,宮川繁先生にお会いするためです。先生はあのチョムスキーに招かれてMITに赴任されたそうです。宮川先生のご専門は,言語学ですが,10歳で渡米され,日本とアメリカという二つの文化の中で生活された経験から,マルチメディア教材「スターフェスティバル」をメディアラボとの共同で開発されました。この教材について,先生の研究室(写真左)やMIT構内の公園(写真右)で色々とお話しを伺いました。

 

 「スターフェスティバル」は,宮川先生ご自身の自分史をコンテンツとしたマルチメディア・リソースをネットワークによって配信する教材で,バイカルチャーの理解と文化的アイデンティティの形成をねらいとしたものです。全てのアメリカ人にとって,文化とアイデンティティの問題は重要な課題であり,コンテンツそのものは日本のことが取り上げられていますが,この学習を通して全ての子どもが自分自身の文化的アイデンティティと向き合うことができると期待されています。また,教材の構成もインタラクティブ性とノンシークエンス性によって,担当する先生や学習する生徒によって柔軟な展開ができるように配慮されています。既に,ボストン市内の小中学校や,ハワイのe-schoolなどで採用され,活用されています。「スターフェスティバル」の詳細に興味のある方は,下記までお問い合わせ下さい。

Star Festival PO Box 401025,Cambridge, MA 02140-0011


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