大韓民国/太田市(Korea/Deajon)

テジョン・サイエンス・コンプレックス
Science Complex of Deajon, Deajon

訪問日:2001年11月(松浦正史・森山 潤)


 スクールツアーの後は,忠南大学の近辺に展開しているサイエンスコンプレックスでのテクノロジーツアーです。太田市は,日本で言えば「つくば」のような学研都市で,政策的に数多くの先端研究施設が展開しています。

  

 最初に訪れたKIMM(Korea Institute of Machinery & Materials)は,機械工学や材料科学の先端的な研究を行う施設で,現在開発中のリニアモーターカーにも試乗させて頂きました。最大で時速150Km/h出るそうです。始動すると微かに車体が浮き上がる感覚が伝わってきました。

  

 次におとずれたETRI(Electronics and Telecommunications Research Institute)は,電子・情報通信に関する研究を展開する施設です。展示室には,額に受話器を当てると,耳が聞こえなくても話ができる電話器をはじめ,ETRIで開発された様々な技術が紹介されていました。

  

 最後に訪れたKRIBB(Korea Research Institute of Bioscience and Biotechnology)は,生命科学や生命工学に関する研究を行う施設です。KRIBBには,ゲノム分析センター,先端バイオ材料研究センター,遺伝子資源センター,バイオベンチャー支援センター等の下部組織が含まれて,多様な研究が展開されています。

 いずれの研究所も,産学連携を強く推し進めていること,海外の研究機関との協力体制を整えていること,優秀な研究者が質・量共に集積していること,そしてスタッフの方が英語がとても堪能なこと等の共通点がありました。このサイエンスコンプレックスには,その他,航空宇宙技術に関する研究所,原子力エネルギーに関する研究施設等もあり,先端科学技術立国を目指す韓国の将来にとって,重要な役割を担っていることを実感しました。


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