信州大学教育学部 学部長裁量経費による研究プロジェクト報告書(研究代表:森山 潤),43pp.(2002)

実践的指導力の育成を目指す教員養成カリキュラムのあり方

森山 潤(研究代表)・福田典子・益地 憲一・藤森 裕治・土井 進・谷塚 光典・斉藤 忠彦・中島 卓郎

[要旨]

 本プロジェクトは,信州大学教育学部における教員養成カリキュラムのあり方について,(1)臨床経験科目のあり方,(2)教科専門教官と教科教育教官との連携,(3)教科教育関連科目のあり方,(4)教育実践研究としての卒業研究のあり方等について検討した萌芽的な研究である。
 (1)では,教育参加,基礎・応用教育実習,学校教育臨床基礎等の取り組みを中心に考察した。(2)では,芸術教育専攻音楽教育分野の事例としてカリキュラムのフレームワーク,附属学校園との共同リサイタルの試み等について報告した。(3)では言語教育専攻国語教育分野の事例として,教科教育科目,学校教育臨床演習の実践事例,教科教育科目の実施における地域や学校現場との連携モデルについて考察した。(4)では,生活科学教育専攻の事例として,教育現場との連携の元で進められる教育実践研究のプロセスと,技術科教育及び家庭科教育の研究室が合同で主催するワークショップ形式の卒論発表会の取り組みを中心に,卒業研究のあり方について考察した。

【キーワード】 教員養成カリキュラム,実践的指導力,臨床の知,事例研究

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