日本産業技術教育学会技術科教育分科会編「技術科教育の研究」第4巻pp.71-76(1998)

技術科教育における教科教育としての研究方法について

森山 潤

[要旨]

 技術科教育における教科教育としての研究方法の現状と課題を把握するために,日本産業技術教育学会誌第37巻第1号(1995)から第39巻第4号(1997)までの3年間に掲載された研究論文,実践報告,資料計116件を分析した。その結果,研究内容では題材・教材・教具の開発研究が量的な中心を占めること,論文構成では分析研究や調査研究に比べ開発研究の構成が拡散的であること,研究方法では発想法的アプローチと分析的アプローチが2大アプローチとして採用されていること,データ分析では量的データに比べ質的データが扱われる頻度が少ないことなどの傾向を明かにした。これらの結果に基づいて研究方法を巡る今後の課題を考察した。

[キーワード]技術科教育,日本産業技術教育学会,研究方法

戻る