大工道具の種類「木工機械」

聞き耳エピソード
 これから紹介する機械は、大工道具の中でも手工具にとって替わってしまったものです。

 大工さんからお聞きしたところ、「家を建てるとき、早く建てなくてはいけない事が多くなり、時間短縮のために機械を使わなくてはいけなくなった」ということです。
 当然、全部機械で加工するのではなく、仕上げの部分は、手工具を使って仕上げているのです。
 今の悩みは、こういった木材を使った家が少なくなり、たくさん機械をそろえても使う機会が少なく、機械の手入れに費用がかかり大変ということでした。


電気丸のこ

ノコギリの代わりです。
こぐちの角度がいろいろと設定できます。

細かい部分は、ノコギリを利用しますが、特にこの機械で加工するのは、外壁や桟(さん)などの加工に使います。
また、「留め」といって45度に切り落とすときなどは便利です。「留め」で身近なのは、額縁の四隅ですが、家の中にこぐちを45度に切ってあるところがあると思います。ぜひ探してみてください。




ほぞ作り用丸のこ

これは、ほぞ作り用の丸のこです。

大きなほぞを作るときに使用します。下図の赤丸の部分を作ります。





















これもほぞ作り用の機械です。右の写真のように、特殊なほぞを作るときに使います。


角のみ盤

これは、ほぞ穴をあける「角のみ盤」です。
移動できるので、柱など大きな材料の穴あけに使います。










ラジアルカッター












「ラジアルカッター」と呼ばれる機械です。右の写真のように、格子天井などの溝を加工します。
この機械がのみに取って代わってしまった機械のひとつです。